山に登る
大雪山とは、ひとつの山の名ではなく、一帯の山々の総称です。
大雪山には他では見ることの出来ない北国の雄大な山岳風景を求めて多くの方が訪れます。
7月の初夏には可憐な高山植物が咲きはじめ、9月には日本一早い紅葉が。
ここではいくつかのコースを紹介します。(詳しくは宿でご相談ください)
ぜひ一度、大雪山の雄大な景色に触れてみてください。
まずは大雪山全体のマップで位置関係を把握しよう。
(層雲峡は北の方にあります)
黒岳頂上コース:片道約1時間30分
宿から歩いてすぐの黒岳ロープウェイ・リフトを使って7合目から登山開始!
道は迷うことのない1本道。
大雪山歩きの挑戦はまずここから。
運が良ければ雲海を見ながら歩くことができます。
花は7月上旬、紅葉は9月上旬が見頃。
頂上で引き返さずに20分ほど進めば
休憩や宿泊可能な石室とトイレがあります。
赤岳黒岳縦走コース:約8時間
宿の前から赤岳の登山口である "銀泉台" へもバスが出ています。(7~9月のみ)
『銀泉台→赤岳→黒岳→層雲峡』と登り口と下り口が別なので、同じ道を通りたくないという人にオススメ。
体力のある人は途中白雲岳まで寄り道をすることもできます。
途中通る北海岳までの道は平たんな縦走路、どこまで行ってしまうんだろうという道が伸び、視界を遮るものはありません。
また、銀泉台から赤岳の道の紅葉は全国的にも有名、夏も秋も楽しめるコースです。
お鉢平一周コース:約8時間
黒岳の頂上から続く道を行けば、大雪山の広さを感じることができるお鉢平展望台に。
そこからぐるーっと円を書くように大パノラマを歩く縦走コースがあります。
北海道の広さを感じるならここへ。
リフトを下りた黒岳7合目を起点として8時間ほどの行程なのでご飯や行動食を持って行きましょう。
このルートの途中から旭岳(東川町)へ抜けることもできます。
山を通って次のまちへ移動するのも楽しい!(旭岳の麓から旭川へもバスがあります)
高原温泉沼めぐりコース:約6時間
層雲峡から車で1時間ほどのところに秘境と言われる高原温泉地区があります。
そこには1軒の温泉宿と2つの登山口。ひとつは緑岳へ、そしてもうひとつはこの沼めぐりコースへ。(日帰り温泉もあり〼)
山頂を目指すのでなく、豊かな沼(というよりきれいな池)をめぐる自然満載のルート。
このルート周辺にヒグマがよく観察されることから、歩く上での約束ごとがありますので下記URLからご確認ください。
ヒグマを見に行くというよりは『ヒグマの住み家へおじゃましに行く』という意識で。
本物の自然はここに。
その他
銀河の滝・流星の滝:歩行約50分
滝の下の駐車場までは当宿から車で8分。
さらに双瀑台という展望台までは、
駐車場から徒歩15分。
天気がよければ流星の滝の上に黒岳も見えます。
ここまでのサイクリングがオススメ。
紅葉谷:片道約25分
当宿からすぐの散策コース。
名前の通り紅葉もきれいです。
歩いた先には迫力のある滝と、
岩が柱上に割れた柱状節理が見れます。
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